2012年05月13日

4/29、東松島市の仮設を訪問

■4/29震災支援PJ =東松島市仮設で実施=
東京シューレの東日本大震災支援プロジェクトは、今年度も継続実施します。
第14回となる現地支援は、4/29、NPO法人スマイル・シードさんのコーディネー
トで、東松島市ひびき工業団地の仮設住宅集会所でワーク ショップを実施。
シューレの活動でも講師をお願いしている布コラージュ作家のsatomiさんと、奥
地、中村、鈴木、野田の4名のスタッフで伺い ました。
布コラージュによるポストカードづくりには、40〜80代まで、20名ほどが参加く
ださり、それぞれが、思いの赴くままに2〜3作品を作り上げま した。高齢者の
参加が多かったのですが、一緒に作りながら、ご家族のこと、被災のことなどの
話もお聞きすることができました。








7年前に、息子夫婦とお孫さんを東京に残し、生まれ故郷の東松島に夫とともに
移住されたAさんは、津波で夫と新築住宅を流され、独り身に。これま で多く
の支援団体や社協などが仮設に入って活動してきたとのことですが、Aさんは、
今回、初めて集会所での催しに参加されたとのこと。これまで夫 の葬儀や被災
による財産整理など、お一人でこなしてこられ、ようやく落ち着き仮設で知り
合った方のお誘いでの参加でした。「また、こういうのがっ たら出てみるわ」
とワークショップ後に話されていました。

[文責:中村国生]
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